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【薬剤師必見】透析の門前の薬局ってどんな感じなのか教えます!

透析門前の薬局ってどんな感じ

どうもすずめです!

透析門前の薬局勤務も3年が過ぎました。

今回のテーマは透析です。

 

 

すずめ
すずめ

透析の門前の薬局ってどんな感じなのだろうか?大変なのかな?興味あるので知りたいな。

ついでに、なにか気をつけることとかあったら知りたいな。

と考えていませんか?

 

 

本記事では下記の内容について記事にしました。

  • 透析の門前の薬局ってどんな感じなの?
  • 透析の門前の薬局って大変なの?
  • どんな人が透析の門前の薬局に向いているの?

 

この記事を書いている私は透析の門前で3年働いている薬剤師です。

 

透析の門前の薬局ってどんな感じなの?

透析門前の薬局見出し

透析に触れたことない人はあまり透析のイメージがつかないかもしれませんね。

下記の3項目について解説します。

  • 患者が来る時間が決まっている
  • 処方される薬の数が多い
  • 見慣れない薬が多い

 

患者が来る時間が決まっている

患者が来る時間が決まっています。

なぜなら透析患者は週3回、1回4時間の透析が基本だからです。

 

  • 月水金の週3回、1回4時間の患者
  • 火木土の週3回、1回4時間の患者

こんな感じのスケジュールで午前と午後います。

 

そのためうちの薬局では

午前透析が終わる13時から一気に透析患者が来ます。

一方午後は17時過ぎから一気に透析患者が来ます。

 

だから薬局側としてはだいたいこの時間が混むな

とかがわかります。

普通の外来と違い来る曜日、時間がほぼ一定のため予製などの対策は立てやすいです。

 

処方される薬の数が多い

透析患者は処方される薬の数が多いです。

糖尿病や高血圧、高リン血症など様々な病態が絡むのが透析患者だからです。

 

透析導入の原因の1位は糖尿病です。

そのため糖尿病の薬を飲んでいる人が多いです。

また、透析になると余分な水分を尿としてうまく抜くことができないので、血圧が高くなりやすいです。そのため降圧薬が入ります。

他にはリンがうまく排泄できなくなるので、リン吸着剤の処方が出たりします。

腎機能が残っている場合は残腎機能温存のため利尿剤が出たりもします。

なんだかんだで薬が増えやすいです。

 

体感としては処方箋2枚は当たり前といった形ですね。そして一包化が多いので大変です。

 

透析の薬に関しては透析の薬ってなんだろう、どんな種類があるのだろうの記事へ!

見慣れない薬が多い

ぶっちゃけ見慣れない薬が多いです。

ほとんど透析にしか使われない薬などがあるからです。

 

リン吸着剤とかカルシウム受容体作動薬などがあげられますね。

 

リン吸着剤だと

  • カルタン
  • ホスレノール
  • リオナ
  • ピートル

などですね。他にもポリマー系もあります。

 

カルシウム受容体作動薬は

  • レグパラ
  • オルケディア

ですね。

 

こういった薬は透析門前くらいしかしょっちゅう触らないと思います。

透析門前では当たり前のように触ります・・・

むしろ触らない日は絶対にありません。

 

ピートル、ホスレノール、カルタン併用なども普通に見ます。。。

とにかくリンを下げる薬が多く処方されるというイメージですね。

 

鉄含有リン吸着剤のリオナとピートルの違いや特徴の記事はこちらから。

レグパラとオルケディアの違いを簡単にまとめてみた!の記事はこちらから。

 

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透析の門前の薬局って大変なの?

透析門前薬局って大変なの

ぶっちゃけ私は大変だと思っています・・・

感じ方は人それぞれだと思いますけれどね!

 

下記3項目について解説します。

  • 休みが日曜日だけ
  • 投与量が特殊なので気をつける
  • 夜間の透析患者とかもいる

 

休みが日曜日だけ

休みが日曜日だけです。祝日は関係ないです。

上述しましたように透析患者は月水金あるいは火木土で透析に来るからです。

 

透析患者は透析をしないと死んでしまいます。

そして透析は週3回行うことが一般的です。

 

すなわち

  • 月水金
  • 火木土

のどちらかですね。

 

要するに日曜日以外は誰かしらが透析をしているということです。

透析をしているということは臨時の薬が出るかもしれません。だから薬局には薬剤師がいます。

 

そのため日曜日以外は休みが無いということになります。祝日もお盆もGWも年末年始も関係ありません。

 

もちろんシフトで回していますが地味にきついですね・・・

投与量が特殊なので気をつける

透析患者は投与量が健常者と違うので気をつける必要があります。

腎機能がものすごく低下しているからですね。腎排泄とかそのままの投与量じゃだめなことが多いです。

 

具体例はいくつでもあるのですが特徴的なものをいくつか紹介します。

  • タミフル
  • クラビット
  • ファムビル

上記の3つです。

 

タミフルは1カプセル飲みきり終了です。これだけでOKです。

クラビットは初日500mg分1。3日目以降は250mgを2日に1回です。

ファムビルは週3回透析後に250mgです。

 

こんな感じです。もちろん例外もあるでしょうがこれが基本ですね。

他にも禁忌薬などもあるので注意です。

 

肝代謝のサインバルタも何故か禁忌なので、透析患者への投薬の時は1回1回ちゃんと投与量を調べたほうが良いです。

 

調べ方としては書籍とネットがあります。

書籍としては

ですね。

 

ネットでは

で調べています。

 

基本的には手軽なのでネットで調べています。そして疑義照会が必要になった時は書籍でも確認して、医師には

書籍には〇〇と記載がありますが~

といった感じに疑義しています。書籍のほうが情報源として医師にも言いやすいですからね!

夜間の透析患者もいる

夜間の透析患者もいます。

昼間は仕事があって透析に行けない人がいます。そのため夜間透析を行っているCLがあるのです。

 

夜の6時から10時まで透析とかですね。

そうすると薬局にも薬剤師が残っていなくてればいけないので大変です。

残業代は出ますがなかなか体には厳しいですよね。

どんな人が透析の門前の薬局に向いているか

透析門前薬局に向いている人とは

ではどんな人が透析の門前に向いているかということです。

下記の3項目について解説します。

  • 勉強したい人
  • 独身の人
  • 稼ぎたい人

勉強したい人

透析の処方を勉強したい人は向いています。

透析は門前でないとなかなか学べないからです。

 

大多数の患者は門前に処方箋を持っていきますよね?もちろん透析患者も同様です。

さらには祝日や年末年始は他の薬局が閉まっているので、必然的に便利な門前に持っていくことが多いです。

また、大学病院などで透析導入(シャントを作る)しても、患者は大学病院まで週3回も透析に行くのが大変です。ですのでシャントを作った後は自宅近くの透析ができるCLに移ります。

そのため総合病院前の薬局でもなかなか透析の処方が来ないことがあります。

 

事実、私は前の会社の時大学病院の前の薬局で働いていましたが、透析患者の処方は見たことがありませんでした。

そのため透析の処方が学びたいという人は是非透析門前の薬局に行くことをおすすめします。

独身の人

独身の人は向いています。というよりも、結婚して子どもがいる人はおすすめしません。

祝日や年末年始が休みではないためです。

 

結婚して子どもがいると祝日や年末年始、GWが休みではないのはすごく辛いです。

私の長男は小学生なのですが、GWとか遠出できません。日帰りですね。

 

子どもが保育園児の頃は平日の代休の時に、子どもを休ませて家族で出かけるなどができました。

しかし子どもが小学生になると平日休ませることができません。

そのため祝日が仕事になってしまうと、家族で出かける機会がすごく減ってしまいます。

だから結婚している人、子どもがいる家庭はおすすめしません。

稼ぎたい人

稼ぎたい人はおすすめします。

夜間透析の門前は残業代などが出るからです。

 

うちの薬局ではヘルプ体制があります。

別の薬局で通常業務が終わった後に、夜間透析をやっている店舗に移動してそこで夜間勤務をします。これはもちろん残業です。

なので稼ぎたい人は夜間透析をやっている店舗などをおすすめします。あるいはヘルプだけでもいくと稼げます。

【薬剤師必見】透析の門前の薬局ってどんな感じなのか教えます!のまとめ

  • 透析の門前の薬局は日曜日以外は休み無し!GWも年末年始も関係ない。また、夜間透析を行っている所もあるので、夜まで薬局を開けることもある。
  • 透析でしか使わない薬も多く勉強になる。また、透析患者への投与量も詳しくなる。
  • 祝日なども出勤になるので子どもがいる家庭にはおすすめできない。逆に独身で稼ぎたい人は夜間透析の店舗などで残業代を稼ぐなどもあり。