どうもすずめです。
今回はレシピプラスの紹介記事です。
薬の勉強って難しいな。苦手な分野がある。そして苦手な分野だから勉強がはかどらない。どうしたらいいのだろう。
あるいは
門前の分野をもっと学びたい。得意を伸ばしたい。スペシャリストになりたい。
そんな悩みを解決していきます。
結論から言いますと
レシピプラスを購入して勉強しましょう。
1つの分野を徹底的に掘り下げて書かれているので
- 苦手克服
- 得意を伸ばす
などができます。
レシピプラスってなに
Rp.+(レシピプラス)は南山堂が出版する書籍です。
臨床現場で注目されている薬剤や疾患を取り上げ、新人薬剤師には「やさしく」、先輩薬剤師には「くわしく・強くなる」をコンセプトに解説します。
薬剤業務の悩みを解消、臨床力も磨けます。
上記がコンセプトになります。
「プロフェッショナルに聞いた!乳幼児と発熱」という本の目次となります。
「サラッと納得!経口抗凝固薬」という本の目次です。
目次を見てわかると思いますが、コンセプト通り導入から深い内容まで載っています。
新人薬剤師だけでなくベテラン薬剤師にも向いている本となります。
レシピプラスはどんな人におすすめなの
レシピプラスでは1つの分野を基本から深くまで載っています。
そのため下記の3点に該当する人は特におすすめできます。
- 特定の分野が苦手な人
- 得意な分野を伸ばしたい人
- 門前の分野を学びたい人
特定の分野が苦手な人
特定の分野が苦手な人におすすめです。
なぜならば一つの分野を徹底的に詳しく解説しているからです。そのため苦手な分野でも1冊完読すればかなり知識が得られます。
抗精神病薬の本だったら。
- 統合失調症という病態について
- 抗精神病薬の作用機序や副作用について
- 日本の抗精神病薬の治療の問題点
- 処方例で学ぶQ&Aなど
などなど詳しく載っているので何回も繰り返して読めば苦手の克服になります。
得意な分野を伸ばしたい人
得意な分野を伸ばしたい人におすすめです。
かなり深くまで掘り下げているからです。めちゃめちゃ詳しく載っています。なので得意な分野でも新たな気付きや発見があると思います。
小児科門前の薬剤師ならば乳幼児の発熱には詳しいかもしれません。
本を見ても「学ぶことなんてないよ」と思うかもしれません。
しかし、それでも新たな発見があると思います。
例えば「乳幼児の発熱」という本では
「熱とはなにか」
から始まっています。
ここから考える薬剤師は多くないと思います。
まさか「熱とはなにか」の説明で
とかがでてくるとは。。。
めちゃめちゃ物理化学から解説しています。正直まさかここまで掘り下げるのか。。。と脱帽です。
門前の分野を学びたい人
門前の分野を学びたい人におすすめです。
1冊で詳しくなれるからです。詳しくなると門前の処方意図などがわかりやすくなります。また疑義照会での提案などもできるようになります。
仕事なのだから門前の分野くらいは深く学ばなきゃという人もいるかと思います。
例えば門前が小児科の場合は先程の「乳幼児の発熱」を読んでいればおもしろい思います。
子どもの”熱さまし”はアセトアミノフェンが一番なの?
という題材でアセトアミノフェンとイブプロフェンの比較考察をしています。
小児科門前ならこういう知識をつけるのもおもいと思います。
レシピプラスは買う価値はあるのか
買う価値はあります。
なぜならば1296円でお腹いっぱいになるほどボリュームがあるからです。
1つの分野を掘り下げて掘り下げてで100ページ以上あります。これだけのボリュームの本が1296円はお買い得だと思います。これ1冊で1296円以上の知識を手に入れられます。ぶっちゃけお得ですね。
レシピプラスを買った感想など
私は実際に4冊買っています。買った理由や感想などをまとめました。
- なぜ買ったのか
- 読んでどうだったのか
- 例えばどんな
- どう思った?
- 買ってよかったと思う?
- 定期購読は?
なぜ買ったのか
- 「抗精神病薬」の本は苦手克服のため
- 「抗凝固薬」の本は表紙のワーファリンとNOACの使い分けは?という文章に惹かれた
- 「妊娠期のマイナートラブル」の本は嫁が妊娠していたから
- 「乳幼児の発熱」の本は赤ちゃんがいるから
上記の理由で買いました。
読んでどうだったのか
内容が濃くて勉強になった。いろいろな気づきがあった。
なぜならばめっちゃ深掘りしているからですね。でも深すぎて読み返さないと理解できないところもあった。
逆に言うとそれくらい深くて勉強になるということ。
あとは普通に読み物としておもしろい。雑学的なことは興味をそそる。
例えばどんな所
プラザキサの所のコラムは印象的
- プラザキサはなぜプロドラッグなの?
- プラザキサの添加物は酒石酸じゃないといけないの?
という所です。
プロドラッグの話では
「吸収が良くないからプロドラッグにしている」
とのこと。これはなんとなく予想がつきます。
では「なぜ吸収が悪いのか」
という所まで深掘りしています。
一方、酒石酸の話では
「酒石酸は胃腸障害の原因であり、吸湿性の直接の原因となっています」
よくないイメージですよね。
では「なぜ問題がある酒石酸を使わなくてればならないのか。」
という所まで解説されています。
もう雑学レベルですね。
読んでいて「へー。そうなんだ」と素直に感心しました。
どう思った?
正直そこまで掘り下げるのかよ。と思った。詳しすぎるというかもはやマニアックや趣味の領域。
例えば熱の所ででてきた物理化学とか。
物理化学は現場じゃ使わないよって。
まさしく趣味の領域。
でもそういうのが楽しい。趣味で勉強できればめっちゃ詳しくなれる。
「ここまでやるのかよこの本は」っておもしろいと思った。
買ってよかったと思う?
思う。定期的に読み返しても楽しいし勉強になる。
苦手克服やいろいろな発見があったから。このボリュームでこの値段なら買ってよかったと思う。
定期購読は?
しないですね。
正直興味がある分野だけでいいと思っている。
理由は詳しすぎるので毎回読む体力がない。
やっぱり興味がないと読めないと思うから
- 苦手克服
- 得意を更に伸ばす
- 門前の分野を深く学びたい
などの目的意識があってモチベーションが高くないと個人的には厳しい。
だから興味がある分野だけを買う。
レシピプラスについてのQ&A
ありそうな質問に答えます
- メリット・デメリットを簡単に教えて
- どこで買えばいいの
メリット・デメリットを教えて
メリット
1つの分野を100ページ以上で解説しているから、その分野はめっちゃ強くなれる。
デメリット
年に4冊しか発行されない。しかも1冊につき1つのテーマだからほしい分野の本がないことが多々ある。透析関係もないですね。
どこで買えばいいの
Fujisanという雑誌のオンライン書店で買う事ができます。5000円以上買うと初回なら500円割引クーポンが自動で適用されます。
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