病態、薬

レグパラとオルケディアの違いを簡単にまとめてみた!

どうもすずめです!!

今回はレグパラとオルケディアの違いをまとめてみました!

すずめ
すずめ
レグパラとオルケディアってなにが違うのだろう?どちらもカルシウム受容体作動薬だよな?違いや特徴をまとめているサイトほしいな!

という思いで簡単にまとめました(^^)

  • レグパラとオルケディアの違い比較表
  • レグパラの特徴
  • オルケディアの特徴
  • レグパラとオルケディアの強さって?

上記の順番で記事にしてあります。

レグパラとオルケディアの違い比較表

レグパラは2つの適応があります。今回は1の透析の適応にスポットを当てています。
レグパラオルケディア
製薬会社協和発酵キリン協和発酵キリン
薬価収載2007年12月(12.5mgは2015年5月)2018年5月
剤形錠剤錠剤
規格12.5mg、25mg、75mg1mg、2mg
有効成分シナカルセト塩酸塩エボカルセト
適応1.維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症

2.副甲状腺癌、副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症

維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
用法1.1日1回

2.1日2回(3回、4回も条件付きで可能)

1日1回
開始用量1.1回25mg

2.1回25mg

通常1回1mg(条件付きで2mgも可能)
最高用量1.1日100mg

2.1日300mg

1日1回12mg
副作用1.副作用は68.6%に認められた。そのうちの主なものは悪心・嘔吐21.6%、胃不快感18.7%、食欲不振9.8%、腹部膨満5.9%、低カルシウム血症・血清カルシウム減少14.7%、QT延長5.8%

 

2.すみません!省略させていただきます!

副作用は42.2%に認められた。そのうちの低カルシウム血症16.8%、悪心4.7%、嘔吐4.1%、腹部不快感3.7%、下痢3.2%
一包化可否できるできる

 

すずめ
すずめ
オルケディアはレグパラの改良版といった感じですね。消化管の副作用発現率がレグパラは約38%、オルケディアは約6.6%でだいぶ改善されていますね!!
すずめ
すずめ
レグパラは透析以外の適応も持っているのですね!知らなかったです!

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レグパラの特徴

  • 有効成分であるシナカルセトは副甲状腺細胞のカルシウム受容体にアロステリックに作用して副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌を抑制する
  • 血清カルシウム濃度を上昇させずにPTH分泌を抑制する
  • iPTH、血清カルシウム濃度、血清リン濃度、カルシウム×リン積を低下させる

オルケディアの特徴

 

  • 上部消化管に対する副作用があり、そのため十分な用量まで増量ができない
  • CYP2D6阻害作用を持つため薬物相互作用がある(三環系抗うつ薬やブチロフェノン系抗精神病薬等)

上記にあるようなレグパラの欠点をを改善するために開発した薬である。(製薬会社はレグパラと同じ協和発酵キリンです。)

レグパラと同様に副甲状腺細胞のカルシウム受容体にアロステリックに作用してPTHの分泌を抑制するという作用を持ちながら、レグパラと比較して消化管の副作用発現率が下がっている。またCYP2D6との相互作用もない。

すずめ
すずめ
レグパラの副作用や相互作用を改善して使いやすくしたものがオルケディアという感じですね!

レグパラ、オルケディアに対しての私の主観

門前の透析患者は大半がオルケディアに切り替わりました!その印象や主観になります!

メリット

オルケディアは副作用で脱落という例がかなり少ない。消化器関係の副作用率はかなり低いと体感できる。

デメリット

これは主に調剤している薬局側のデメリットになります。オルケディアに切り替わって仕事が3倍位大変になりました(´・ω・`)

その理由はオルケディアの用量設定です!

オルケディアは開始用量が通常1mg。そして数値が安定するまで2週間以上の間隔をあけて1mgずつ増量ができる。

要するに一包化の予製が非常に困難ということです。予製を作っていてもすぐに増量になる。MAX12mgまで使えるので何回予製を作り直せばいいのかわからない。しかもきれいに2週間で増量になるとも限らないし。。。

もともとレグパラ75mgとかで使っていた人はオルケディアだと6mgくらいまでは増量になると予想できるが、それでも増量のタイミングがわからないから薬局としては大変。1日に20人とか増量されると予製変更でもう倒れそうになる><

 

あと患者さん側のデメリットとしては飲む錠数が多くなる。

レグパラのMAX100mgならば75mgと25mgの2錠ですむが

オルケディアはMAX12mgならば2mgを6錠と多く服用することになる。

レグパラとオルケディアの強さって?

メーカーの人に聞いたら下記の返答がありました。

オルケディア1mgとレグパラ12.5mgが同じ

しかし私の体感としてはオルケディアのほうが多く使われるイメージです。

例えばレグパラ75mgで使っていた人はオルケディアだと通常6mgのはず。

しかし全然10mgとかまで増量していっています。

おそらく副作用面かと。吐き気などの消化器系の副作用のためレグパラがそれ以上増量できなかったものと思われます。しかしオルケディアは吐き気などが出にくいのでしっかり増量できたものかと思われます。

レグパラとオルケディアの違いを簡単にまとめてみた!のまとめ

  • オルケディアはレグパラの消化管の副作用率を軽減した薬だよ!
  • その結果、途中で副作用による脱落が減ったのでしっかり効果のある用量まで増量できるようになったよ!
  • オルケディアは増量が1mgずつと小刻みなので一包化の予製は大変だよ!増量のたびに作り直しだよ!
  • オルケディアもレグパラもなんでバラ錠ないの?早く出してよ!!

あわせて「透析の薬ってなんだろう、どんな種類があるのだろう」の記事もどうぞ

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