薬剤師になるためには PR

    薬剤師になるにはどうしたらいいの?現役薬剤師がわかりやすく解説します!

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    どうもすずめです。

    今回は

    すずめ
    すずめ
    薬剤師になるにはどうすればいいのか?就職先も知りたい

    薬剤師になるにはどれくらいお金がかかるの?

    年収はどれくらいなの?

     

    などの疑問に答えていきます。

     

    • 薬剤師になるためにはどうしたらいいのか
    • どんな勉強をすれば薬剤師になれるのか
    • 薬剤師になるにはお金がどれくらい必要なのか
    • 薬剤師の年収はどれくらいなの
    • 薬剤師の就職先ってどこがあるの
    • 薬剤師の未来について

    上記の流れで記事にしています。

    薬剤師になるためにはどうしたらいいのか

    薬剤師国家試験に合格して薬剤師名簿に名前が登録されれば薬剤師となれます。薬剤師法によってそのように定められています。

    具体的な流れを言うと、薬学部を卒業しないと国家試験の受験資格を得られないのでまずは薬学部に入ることを目的とします。

    なので薬剤師を目指すならまずは薬学部合格を目指しましょう。合格して6年間通い、その後卒業してから国家試験を受けて、そして受かり名簿に登録されれば晴れて薬剤師になれます。

    すずめ
    すずめ
    国家試験に受かるための勉強法については「薬剤師国家試験対策ー効率重視の勉強法ー」の記事へ

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    どんな勉強をすれば薬剤師になれるの

    • 薬剤師国家試験の科目は物理、化学、生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務から出題されます。
    • 薬学部の科目は国立や私立などの大学ごとに異なっていますがおおよそ英語、数学ⅠA、ⅡB、化学は必須です。

    私の母校では英語と数学ⅠA、ⅡB、化学が薬学部の入試でした。

    国立ですとセンター試験があるので全科目がまずは必要ですね。大学によっては数Ⅲまで必要なところもありますので注意です。

    すずめ
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    薬学部に受かる勉強法については「薬学部に受かる勉強法ー私の実体験などー」の記事へ

     

    すずめ
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    国家試験を楽に受かるためには日頃の定期試験から本気で勉強してください。詳しくは「薬学部の定期試験に受かる方法【基本的なことがとても大切です】」の記事へ

    薬剤師になるにはお金がどれくらい必要なのか

    私立と国立でだいぶ金額が異なってきます。

    国立は国がかなりの補助金を出しているから学費が抑えられています。

    具体的に言うと

    国立は年間の学費が50-60万円くらいです。

    私立は大学によって金額がまちまちです。だいたい年間200万円程度です。ものすごく高いですよね。

    国立に入れれば問題はないですが、私立になるととても高額です。私立のそんな大金払えないという家庭も多いかと思います。そんな時は奨学金があります。しかし奨学金は返済が大変なのでしっかり考えてから借りてください

     

     

    すずめ
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    奨学金返済について詳しくは「奨学金の返済の現実。辛いし大変です。本当に地獄です・・・」で解説してます。

     

    薬剤師の年収はどれくらいなの

    これは職種によって違います。

    薬剤師でも病院、調剤薬局、ドラッグストアなどで年収が異なってきます。また働く地域でも異なります。

    一般的に地方に行けば行くほど年収は上がります。理由は薬剤師が不足しているからです。離島などでは年収800万円~などの求人もあります。

     

    職種で言うとドラッグストア>調剤薬局>病院となります。

     

    「あれ、病院が一番高いんじゃないの?」と思われるかも知れませんが一番低いです。

     

    大学のときに先生に質問したら

    先生「では、あなたはすべて同じ年収だったらどこで働きたい?理由も言ってね。」

    私「病院です。なぜならば病院が一番勉強できるからです。」

    先生「それが年収の秘密。需要が高いから年収が低くても人が集まる。逆にドラッグストアはあまり人気がないから年収を高くして人を確保している」

     

    とのことでした。薬剤師になる人は勉強がしたいという方が多いんですよね。

     

    年収を具体的に言うと

    • ドラッグストアは平均年収が650万程度
    • 調剤薬局は平均年収が500万程度
    • 病院は平均年収が450万程度

    です。

    一般的な職種と比べれば十分に高給とは思いますが、私立大では卒業までに授業料で1200万円くらいかかっているのでまぁ妥当かなと思います。

    働く職種や地域によっても年収にかなり違いが出るので注意ですね。

     

    薬剤師の就職先ってどこがあるの

    実は色々あります。

    薬剤師の需要って意外と多いのです。

    すぐに思い浮かぶのが病院、ドラッグストア、調剤薬局などですね。

    あとは製薬会社や学校薬剤師、食品メーカー、刑務所、自衛隊、医薬品卸会社、化粧品メーカー、保健所、麻薬取締官など珍しい就職先もあります。

    なので薬剤師になるから病院、ドラッグストア、調剤薬局だけに絞るのではなくて、様々な職種を調べて就職先を探せばいいと思います。

     

    すずめ
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    薬剤師の需要は多いので転職も簡単にできます。また転職で年収アップも可能です。私は転職で100万円アップしました。詳しくは「薬剤師が転職する時に知っておくべきこと!【おすすめの転職サイトも紹介】」の記事へ

    薬剤師の未来について

    よく悲観的なことが言われていますが、私はそれほど悲観的とは考えていません。

    理由としては少子高齢化薬剤師の需要の増大などがあります。

     

    少子高齢化が進み若者が減り、高齢者が増えれば在宅医療などの需要が増大します。

    そうすると薬剤師の仕事が薬局内だけでなく薬局外、在宅医療への進出が増えていきます。今もかなり在宅医療増えていますが今後さらに増えていくものと思われます。業務拡大に伴い薬剤師の需要も増大すると思われます。

     

    もちろん懸念材料もあります。

    現在は薬剤師の人数が過剰と言われています。しかし、都市部に薬剤師が集まっているので地方は不足しています。需要と供給バランスがあっていません。そのため地方では就職先が簡単に見つかります。更に在宅のスキルもあれば完璧でしょう。逆に言うと今後は在宅医療のスキルがなければ厳しくなると言えるでしょう。

    あとは医療費増大です。医療費増大はよくないので国は医療費の増大を抑制していきます。そうすると点数を減らされ薬局の経営などが苦しくなります。

    あとは国民皆保険制度自体も怖いと思います。高額な薬剤がバンバン出てきていて、このままだと財源不足で国民皆保険制度が維持できるのかと心配になることもあります。

     

    暗い話もしましたが高齢者が増える限り薬剤師の仕事は増えていくものと思われます。

    今後を考えると在宅医療在宅医療に伴うコミュニケーションなどそういったスキルを学んだほうがいいのかなと思います。言わずもがな勉強は必須ですね。

    すずめ
    すずめ
    薬剤師になってからも勉強は必須です!詳しくは「薬剤師になってからのおすすめの勉強法とは!」の記事へ

    薬剤師になるにはどうしたらいいの?【年収や就職先の話題も】のまとめ

    • 薬剤師になるためには薬学部に合格して薬剤師国家試験に受かろう
    • 薬学部に入るために最低英語、数学(ⅠA、ⅡB)、化学はがんばろう
    • 私立大学の薬学部の学費は200万と高額なので奨学金などを考慮しよう。でも奨学金の返済は大変なので注意。
    • 国立の薬学部の学費は50-60万円で比較的安いが難関校が多くて大変
    • 年収はドラッグストア>調剤薬局>病院
    • 薬剤師の就職先はドラッグストアや調剤薬局、病院だけでなく保健所だったり、自衛隊だったり色々ある
    • 今後求められる薬剤師は在宅のスキルがあってコミュニケーション能力が高い薬剤師。勉強をしっかりしている薬剤師。


    以上!

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