病態、薬

ケイキサレート、カリメート、アーガメイトなどの血清カリウム抑制剤っていつ飲めばいいの【食事の影響など】

どうもすずめです。

今回は血清カリウム抑制剤(K抑制剤)について調べてみました。

すずめ
すずめ
え、なぜ調べたからって?それは透析の門前の薬局にいて、たくさんK抑制剤の処方があるからです。それにもかかわらずあやふやな部分があったので整理のためにも調べてみたのです!

 

  • K抑制剤の種類
  • K抑制剤は食事中のKの吸収を抑えるの?
  • K抑制剤の用法について

 

についてまとめてあります。

すずめ
すずめ
今までなんとなくでしか考えていなかったですね。だめだめですね。

 

K抑制剤の現在までの私でのイメージは

  • イオン交換樹脂
  • 薬剤の中のCaやNaとKを交換する

ってことくらいしかわかっていなかったんですよね。

イオン交換樹脂はその名の通りイオンを交換するもの。要するに薬に含まれるCaやNaと今回除去したいKを交換するのだからイメージとしてはリン吸着剤みたいなものなのかなと。

リン吸着剤は用法が食直前とか食直後とかですよね?

なので私はK抑制剤も用法は食直前とか食直後とか思っていたのですよ。食事中のKと交換するのだろうとね。

 

結論としては違いましたね。

 

添付文書には

3剤すべて食後とか食前とかは書いていないんですよね。

2回から3回に分けて服用するとしか書いていません。

どうしてでしょうね。それは以下に記載してあります。

K抑制剤の種類

K抑制剤には

代表的なものでカリメート、アーガメイト、ケイキサレートがあります。すべてイオン交換樹脂製剤となっています。

薬剤中の金属イオンとKを交換します。

 

カリメートアーガメイトは有効成分が同じでポリスチレンスルホン酸カルシウムとなっています。

ケイキサレートはポリスチレンスルホン酸ナトリウムとなっています。

 

カルシウム型の主な副作用は便秘です。また、高カルシウム血症にも注意が必要です。

ナトリウム型の副作用は下痢などです。また血圧上昇なども注意が必要です。

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K抑制剤は食事中のKを吸着するの?

カリメートの添付文書の作用機序と言う所に

経口投与後、消化・吸収されることなく、腸管内、特に結腸付近で、本剤のカルシウム・イオンと腸管内のカリウム・イオンが交換され、ポリスチレンスルホン酸樹脂としては何ら変化を受けることなしに、そのまま糞便中に排泄される。その結果腸管内のカリウムは体外へ除去される。

との記載があります。

要するに食事中のKイオンではなくて腸管内のKイオンと交換するようです。

だから用法が食直前とか食直後とか指定がないのです。

すずめ
すずめ
この系統のDSや散剤は水に懸濁してから服用するので服薬指導時は注意が必要です。

懸濁しないとダマになり効果が低下したり、浸潤熱が起こり患者に熱いと言われたりしてしまいます。

カリメート経口液の処方変更について

カリメート経口液にはもともと味がノンフレーバー、そして味を改良して飲みやすくしたオレンジフレーバーというものがあります。そしてこの度アップルフレーバーというものも出るようです。

オレンジフレーバーで多少味が改善されても飲みにくいという患者はいます。そこに新たなフレーバーが追加され、患者の選択肢が増えることはいいことです。

 

また、他にも服用感の改良ということで添加物が変わりました。以前よりさらさらして飲みやすいそうです。その結果

今までのカリメートは

ボリスチレンスルホン酸カルシウム1gあたり平均すると55.2mg(1.41mEq)のK

と交換します。

今回のカリメートは

ポリスチレンスルホン酸カルシウム1gあたり平均すると57.5mg(1.47mEq)のK

と交換します。

 

添加物の変更でイオン交換能が上がっていますね!これは誤差ということでいいのかな?さらっと見ているだけだと見逃しそうですね!

すずめ
すずめ
ノンフレーバーはパッケージが変わりすぎです・・

ケイキサレート、カリメート、アーガメイトなどの血清カリウム抑制剤っていつ飲めばいいの【食事の影響など】のまとめ

  • K抑制剤の有効成分はCa型とNa型に分けられる。
  • 食事の影響は薬効に関係ない。なので食直後とかの用法の指定はない。
  • しっかり懸濁してから服用する

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