どうもすずめです。
今日は薬剤師になってからいろいろ学んだことや経験したことをまとめたいので記事にしました。
では早速本編です。
夏場の湿布剤について
- 8月の暑い時期
- ゴルフが趣味な患者様
- 手首の痛みでモーラステープの処方
うん。よく見るね。貼り薬といえばモーラスみたいね。しかしモーラスには光線過敏症という副作用がありますよね。
ですのでここはロキソニンテープへ変更してもらうのがいいですね。ローンペアがないので光線過敏症は起こりにくいですよね。こういったことをさらっと提案できるようになりたいです。
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白内障オペを控えた前立腺肥大患者様
ハルナールを服用されている患者様。今度白内障のオペをするとのこと。普通にありそうな設定ですね。
この場合の服薬指導の注意点としては
術中虹彩緊張低下症候群というものを思い出さなければいけません。
α1遮断薬を服用中に手術をすると瞳孔が狭くなり手術が難しくなってしまうのです。休薬してもこの現象は起きてしまうので、予め眼科医に話しておくことで眼科医は注意を持ってオペができます。
胃全摘の患者様
パリエット、フオイパンの処方。
胃がんで全摘しているのにパリエットの処方。なぜ?
いろいろGoogle先生で調べてみました。
理由として記載があった例では
幽門部や噴門部が残存している場合が多い。また十二指腸粘膜に胃の上皮化生が起きて胃酸が分泌されることもあるみたいです。
他には
臨床的に胃全摘の逆食にPPIが有効だった例があったり、基礎研究で抗炎症作用が報告されていたりするようです。
なんかいまいちしっくりこないけれどそれなりにPPIが処方されるケースがあるようです。
ちなみに胃全摘の患者様はダンピング症候群にも注意が必要ですね。
皮膚科での大量のヨウ化カリウム丸の処方
初めてみた時になんだこの処方と思いました。
ヨウ化カリウム丸(50) 18錠分3毎食後
添付文書を調べてもわからない。というより量が異常なので間違いなのかと思いました。しかし先輩に聞いたら結節性紅斑にはその量で使うと言われました。
うん。知らないとこの量は間違えて出したかと思ってしまうよね。
呼吸器科でパンビタンの処方
処方箋には
パンビタン 1g 分1朝食後
だけの処方でした。ただのビタミン欠乏症かなと思っていたら先輩から「院内でアリムタ」をやっている患者と言われました。
アリムタという抗がん剤を調べてみたら
葉酸を1日0.5mg投与しないといけない薬みたいです。パンビタン1gに葉酸は0.5mg入っているのでこれでOKですね。
第一回目の
薬剤師になってから学んだこと【経験談1】
は以上です。
定期的にやっていこうと考えているのでこれからもお付き合いいただけたら幸いです。
つづきです。
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