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    薬剤師になってから学んだこと【経験談2】

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    どうもすずめです。

    今回も学んだことや経験したこと、勉強したことを書いていきます。

    すずめ
    すずめ
    日々勉強です。本当に周りのレベルについていくのが辛いです(笑)

    大量のステロイドの処方

     

    プレドニゾロン(5) 20T 分2朝昼食後 5日分
    え、PSLが100mg?
    なんだこれ?間違えているんじゃないの?
    と、最初は思いました。
    少し調べてみると有名な処方でした。
    悪性リンパ腫に使われる量ですね。
    CHOP療法です。シクロフォスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロンですね。リツキシマブが入るとR-CHOPになります。

    すずめ
    すずめ
    私みたいに薬局薬剤師しかやっていないと戸惑いますね。病院薬剤師ならきっと一発ですね。

     

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    婦人科からのメトグルコ

    とある日、婦人科からのメトグルコの処方がありました。

    あれ?いつもは内分泌科からなのに何故婦人科からなんだろう?

    先輩から

    「それは不妊に使うんだよ。あとで調べてみな」

    と言われました。

     

    その後Google先生に聞いてみました。

    多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)というものに使われるということです。

    PCOSは不妊の原因になります。排卵できない未成熟な卵胞が卵巣内に袋状にたくさんたまってしまう疾患です。

    排卵障害のため不妊の原因になります。

    PCOSではインスリンの働きが悪くなり、細胞内にブドウ糖を取りかませることができにくくなります。その結果多くのインスリンが必要となる状態になります。

    そしてインスリンの量が増加すると卵巣での男性ホルモン産生が増加すると言われています。

     

    メトグルコは様々な臓器のインスリンの感受性を高めるので、その結果血中のインスリンが減少します。すると卵巣内の男性ホルモンが減少するようです。

    すずめ
    すずめ
    婦人科でメトグルコがでたらPCOSですね。

    軟膏とクリームの違い

    意外としっかりとは答えられない印象です。

    患者様からいざ聞かれると困ってしまうかもしれません。

     

    軟膏

    刺激の少ない塗り薬。油脂性のワセリンを基剤としているものが多い。

    メリットは刺激が少ないのでほとんどの皮膚疾患に使用できること。傷がある部位にも使用できる。

    デメリットはテカったりベタつく。これは油が基剤だからしょうがないですね。水で落としにくいですね。

     

    クリーム剤

    さらさらとした使用感の良い塗り薬。水と油を乳化させたもの。

    メリットは薬が浸透しやすい。だから水虫などに適している。使用感がよく伸びがよい。テカらないので顔にも使いやすい。水で簡単に流せる。

    デメリットは軟膏より刺激があるので傷やジュクジュクした部位には適さない。

    すずめ
    すずめ
    クリーム剤はO/W(水中油型)とW/O(油中水型)があります。後者は軟膏とO/Wの間のような特性ですね。

     

    以上です。

     

    間違えとかなにかありましたらコメントなどでお知らせください。

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