どうもすずめです。
今回は扁桃炎について書いていきます。
扁桃炎とは
喉の奥の左右両側にある扁桃(口蓋扁桃)が腫れる病態です。
扁桃は免疫に関係した細胞がたくさん集まっています。未成熟な子供では細菌、ウイルスなどの病原体がのどの奥や食道に入らない役目をしていますが、その後は全身的な免疫力が獲得され役割はほどんどないと言われています。
風邪や疲れ、ストレスなどで扁桃腺についたウイルスや菌が増殖して腫れてしまいます。
急性扁桃炎
症状
- 唾液を飲み込むのも辛い
- 38-40度の高熱
- 関節痛や寒気
などがあります。
扁桃周囲膿瘍
扁桃炎をこじらせて扁桃のまわりに膿がたまる状態のことです。
のどの強い痛み、つばを飲み込むときの強い痛みがある。
入院が必要となることが多い。
慢性扁桃炎
年に4程度急性扁桃炎を繰り返すと慢性扁桃炎です。会社にも迷惑をかけてしまいます。
扁桃病巣疾患
扁桃腺が関わる皮膚、関節、腎臓の疾患です。扁桃腺をとるとよくなることが多いです。
以下のような症状があります。
- 掌蹠膿疱症・・・手のひらや足の裏に皮疹が多発する難治性の皮膚疾患。
- 胸肋鎖骨過形成症・・・胸骨、肋骨、鎖骨に原因不明の異常骨化をきたす疾患。
- IgA腎症・・・血尿や尿蛋白がでてしまう。将来的な透析導入のリスクにもなってしまう。
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扁桃炎の原因
ウイルス
アデノウイルス、単純ヘルペスウイルス、EBウイルスなど
細菌
溶連菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌など
扁桃炎の治療法
- 安静
- 抗生剤の内服(ペニシリン系、セフェム系、ジスロマックなど)
- 炎症を抑える抗プラスミン剤(トランサミンなど)
- 抗炎症薬(ロキソニンなど)
私がよくなる扁桃炎の症状とは
私は慢性扁桃炎持ちです。
毎年4回位は急性扁桃炎となり39度を超える熱を出して会社を休んでしまいます。
ストレスがあったり体が疲れたりしていたらなりやすいです。
そして扁桃炎なる時は前兆があります。それが左の首のリンパの腫れです。風邪とか引いて左の首のリンパが腫れると
あ、これやばいな。このままだと扁桃炎になる。
とわかります。
こういった時は安静にしていればいいのですが、仕事があるのでなかなか安静にはできません。ちなみに首のリンパは腫れていますが表に出ている症状は軽めの風邪程度です。
そしてこんな状態で無理をすると
左の首のリンパがボコッと露骨に腫れて39度の熱が出ます。急性扁桃炎ですね。こうなったら受診して抗生剤を飲まないと治らないです。2回に1回位は抗生剤の点滴を打っています。
最近扁桃炎の頻度も増えてきたので今度なってしまったら医師に相談して扁桃腺をとろうかと考えています。
扁桃炎について【年何回も繰り返す私の症状や体験もあります】のまとめ
- 急性扁桃炎は辛い。39度とかの熱が出るから会社もいけなくなる
- 扁桃炎の前兆がある。なんとなくやばいというのが本人はわかる
- 抗生剤を飲まなきゃ治らない
- 1年に3、4回繰り返すようなら手術を考えるもある
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