薬局、薬剤師

個人的に怖い処方ランキング【アクシデント、インシデントになりやすい処方】

どうもすずめです。

今回は私が薬剤師として調剤してきた中で

うわぁー嫌だなー

と思う処方をあげていきます(笑)

1位 PL顆粒(前立腺肥大、緑内障禁忌薬)

え、何故?って思われる方多いと思います。服用したことがある方多いと思います。総合感冒剤でよく風邪で処方されますよね。

私も若い方に出ているのでしたらなんとも思わないんですよ。しかしね、高齢の男性患者様に出ていると一気に警戒モードに入ります(笑)

このPL顆粒という薬は禁忌がありまして

  • 前立腺肥大
  • 緑内障

こういった方には基本的には使えないのです。そして高齢の男性患者様は前立腺肥大の薬を飲んでいることが多々あるのです。

 

そういった場合薬剤師は患者様に事情を説明して医師に問い合わせます。

そして前立腺肥大や緑内障の患者でも飲める薬にかえてもらうのです。

しかし医師に問い合わせるのに待ち時間が発生してしまうので患者様が不機嫌になることも(泣)

やっぱりそういった意味でしんといです。

他にはスピオルトフスコデポララミンなども上記2つの疾患には禁忌です。

 

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2位 ラミクタール、ストラテラ(用量設定がとても細かい薬)

堂々2位はラミクタール、ストラテラです。

理由は徐々に薬を増量していくからです。しかもその幅がめっちゃ細かい。私はこの2つの薬が出たらまっさきに添付文書を確認します。

まずはストラテラから

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kg
(0.125mL/kg)より開始し、その後1日0.8mg/kg(0.2mL/kg)とし、
さらに1日1.2mg/kg(0.3mL/kg)まで増量した後、1日1.2~1.8mg/
kg(0.3~0.45mL/kg)で維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの
投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg(0.45mL/kg)
又は120mg(30mL)のいずれか少ない量を超えないこと。

ストラテラ内容液0.4%添付文書より引用

うん、絶対添付文書ひくよね!細かすぎる(笑)

 

次はラミクタール。これはデパケン(バルプロ酸)併用も関わってくるのでさらに厳しいです。

 

小児(ラミクタール錠小児用 2 mg、ラミクタール錠小児用5 mg、ラミクタール錠25mg、ラミクタール錠100mg):

(1) 単剤療法の場合(定型欠神発作に用いる場合):
通常、ラモトリギンとして最初の 2 週間は 1 日0.3mg/kgを 1 日 1 回又は 2 回に分割して経口投与し、次の 2 週間は 1日0.6mg/kgを 1 日 1 回又は 2 回に分割して経口投与する。その後は、 1 ~ 2 週間毎に 1 日量として最大0.6mg/kgずつ漸増する。維持用量は 1 日 1 ~10mg/kgとし、 1 日 1 回又は 2 回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減す
るが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日量として最大0.6mg/kgずつ、 1 日用量は最大200mgまでとし、いずれも1 日 1 回又は 2 回に分割して経口投与する。

(2) バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:
通常、ラモトリギンとして最初の 2 週間は 1 日0.15mg/kgを 1 日 1 回経口投与し、次の 2 週間は 1 日0.3mg/kgを 1 日 1回経口投与する。その後は、 1 ~ 2 週間毎に 1 日量として最大0.3mg/kgずつ漸増する。維持用量は、バルプロ酸ナトリウムに加えて本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤注2)を併用する場合は 1 日 1 ~ 5 mg/kgとし、本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤注2)を併用していない場合は 1 日 1 ~ 3 mg/kgとし、 1 日 2 回に分割して経口投与する。なお、1 日用量は最大200mgまでとする。

(3) バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合注1):
(3)-i) 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤注2)を併用する場合:
通常、ラモトリギンとして最初の 2 週間は 1 日0.6mg/kgを 1 日 2 回に分割して経口投与し、次の 2 週間は1 日1.2mg/kgを 1 日 2 回に分割して経口投与する。その後は、 1 ~ 2 週間毎に 1 日量として最大1.2mg/kgずつ漸増する。維持用量は 1 日 5 ~15mg/kgとし、 1 日 2 回に分割して経口投与する。なお、 1 日用量は最大400mgまでとする。
(3)-ii)(3)-i)以外の薬剤注3)を併用する場合:
バルプロ酸ナトリウムを併用する場合に従う。

ラミクタール添付文書より引用

うん。細かい。でも量が多く出ていたりすると医師に疑義照会は絶対。ラミクタールは量がとんでもなく多く出てしまって死亡事故がありましたしね。ニュースにもなりましたよね。

 

3位 フロリードゲル(アゾール系)

理由は禁忌薬が多い。

ワーファリン、オーラップ、キニジン、ハルシオン、リポバス、カルブロック、イグザレルトなどなど書ききれないくらいたくさんあります。

しかもリポバスとかカルブロックとか処方頻度が多いものも禁忌なので要注意です。

フロリードも処方があったらすぐに添付文書を見ます。

個人的に怖い処方ランキング【アクシデント、インシデントになりやすい処方】のまとめ

今回は個人的に怖いと思う処方ランキングでした。

しっかり調べないとアクシデントにつながってしまうかもしれない事例が個人的には怖いと思っているのでこういうランキングになりました。

これからも気をつけていきます。

すずめ
すずめ
ランク外でベルソムラとクラリス。最近ベルソムラの処方頻度が増えているので怖いですね。耳鼻科とかだとクラリスすぐに処方されることが多いからですね。

 

 

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